腹部大動脈瘤が破裂する原因を解明。財満信宏准教授・久後裕菜さん、他

  近畿大学農学部(奈良県奈良市)応用生命化学科応用細胞生物学研究室(教授:森山達哉)の財満信宏准教授と同研究室の大学院生久後裕菜さんらは、司馬遼太郎やアインシュタインの死因となった腹部大動脈瘤が破裂する原因を明らかにしました。本件に関する論文が、ネイチャー・パブリッシング・グループが発刊する電子ジャーナル「Scientific Reports」に掲載されました。
※本研究は、浜松医科大学の海野直樹准教授、田中宏樹助教、日本水産株式会社との共同研究の成果です。

 この研究のポイントとして、

  • 血管壁に脂肪細胞が異常出現することにより腹部大動脈瘤破裂のリスクが増加
  • EPA(エイコサペンタエン酸)高含有魚油の投与により、血管壁の脂肪細胞の数と肥大化が抑制され、腹部大動脈瘤破裂のリスクが低下することを発見
  • 未だに開発されていない瘤の破裂を予防する薬や機能性食品などの開発が期待される

といったことが挙げられます。

 この成果を発表するため記者説明会が開催され、財満先生と久後さんが発表を行いました。
発表後の質疑応答の時間では記者の皆さんから多くの鋭い質問がされましたが、的確に答えていました。
この成果を報告するため財満先生と久後さんは重岡学部長を表敬訪問しました。重岡学部長からはお祝いと、今後の研究活動への激励の言葉が送られました。

本研究の詳細につきましては以下をご覧ください。

近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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