農業生産科学科Department of Agricultural Science
環境と健康に配慮した21世紀型農業の確立をめざす。
学びClose Up!
新たな農業システムの確立に求められる、ハイレベルな知識を習得。
安全・安心な食糧生産システムと自給率の向上をめざす新たな農業システムの確立が強く求められています。こうした中、学生たちはバイオテクノロジーを駆使した安全・安心な食糧生産技術と流通に関する知識、生物多様性や環境保全に関する知識、植物と人との関係をとおした健康で心豊かな生活のあり方に関する知識を身につけて、こうした知識や技術を生かせる進路をめざしています。
卒業生は農業試験場、植物検疫所、農業法人、種苗会社、食品会社、環境アセスメント会社、大学院での研究など、さまざまな場面で活躍しています。
Touch! 農学部
環境保全型稲作を
アフリカの半乾燥地に導入する。
世界全体でみれば食糧増産はたいへん重要な課題といえます。ところが食糧を増産するために森林を伐採して農地に変えたり、湿地帯を開発して灌漑施設を造ることは、二酸化炭素の放出量を増やすことにつながり、地球環境にとって取り返しのつかない負荷をかけることになります。したがって環境を保全しながら、食糧を増産していくことが我々に課せられた一つの使命といえます。
作物資源生産学研究室では、南西アフリカの砂漠国ナミビアで、雨季の間だけ形成される未利用の湿地帯に新しく稲作を導入するというプロジェクトを実施しております。半乾燥地の不安定な水環境を改変しないために、あるがままの湿地帯を保全しながら食糧を増産するためにはどういう稲作をデザインすべきなのか。そういう課題を、基礎から応用まで含めて、現地の研究者と協力しながら検討しています。