教員紹介
農業生産科学科 農業政策学研究室
宇山 満 准教授(農学博士)
どんな研究をされていますか?
経済学の基本フレームを重視しながら政策の事前評価や事後評価といったことを行っています。例えば、農業政策の各種政策手段が及ぼす影響・効果の分析やその基盤となる経済主体(消費者や生産者・農家等)の行動メカニズムの解明や環境政策では農業のもつ環境価値の評価などです。経済学の基本的なものの見方から社会現象・経済現象をみればどうなのかということを基本スタイルとしていますが、特に、個々の経済主体への影響とともに、社会全体としてみればどうなのか、国民経済としてみたらどうかということに、いつも関心があったように思います。
大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?
大学で学ぶ際、ある意味覚えるということはあまり重要ではありません。これはひょっとしたら高校までのものと大きく違っていると考えてもいいかもしれません。人の話を理解することは当然としても、それから疑問を発する、「ほんまかいな」、そして「なんでやね」と疑って考えて見る習慣を付けることが基本となるのではないかと考えています。いろいろな人との話の中から、どう問題を見つけるのか、その出発点は疑問を持つことにあると思います。「自問自答」の習慣をつけてもらいたいと考えています。
どんな研究室ですか?
学科唯一の社会科学系の研究室として、農業・食料に関わる諸問題について主としてミクロ経済学的なアプローチで教育と研究を行っています。農家・農村・農業関連部門の臨地調査を重要な手段として、農業をめぐる問題の解決策を考えています。生産者としての農家や産地の行動、農業関連産業の行動、さらに消費者の食料消費行動といった経済主体の意思決定メカニズムの解明と、その政策的応用に重点を置いています。