教員インタビュー

農業生産科学科 昆虫生態制御学研究室
香取 郁夫 准教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

在来の訪花昆虫を利用した農作物栽培の在り方を考え、
日本の生態系を守る

ハウス栽培されているイチゴのほとんどが、人為的に放飼されたセイヨウミツバチによって受粉されていますが、その利用にはいくつか問題があります。一つは近年原因不明の蜂群崩壊によって供給量が世界的に激減していること。また外来種であるセイヨウミツバチが逃げ出し、日本の生態系を破壊するという問題も。
そこで、私たちは在来のハナバチを農作物の花粉媒体に利用するための研究を行っています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生活では勉学も遊びもどちらもしっかり学んでほしいと思います。大学はこれからの人生の方向性を決める大事な時期です。様々なことにトライし自分の可能性を発掘してほしいと思います。ぼやぼやしていたらあっという間に4年間が過ぎて行ってしまいますよ。私はとりあえず勉学のほうを少しでも手助けできればと、分かりやすい授業を目指しています。

どんな研究室ですか?

アットホームな感じの研究室であまり垣根が高くありません。ときどき研究室学生の友達や知り合いが遊びに来ていたりしていますが、あまりうるさいようだと注意することも。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 農学部農林生物学科卒業(平成3年3月)
京都大学 大学院農学研究科修士課程修了(平成5年3月)
京都大学 農学博士 学位取得(平成10年5月)
職歴
(主要な職歴)
職務内容
平成11年4月~ 近畿大学農学部助手
平成14年4月~ 近畿大学農学部講師
平成23年4月~ 近畿大学農学部准教授
現在に至る
担当講義科目 生態系科学基礎、昆虫生態学
現在の専門分野 昆虫生態学
現在の研究課題 ・野外に生息する在来ポリネーターの誘引・増強による農作物の送粉促進技術の確立
・ある種のチョウ目幼虫が持つ頭部突起の適応的意義の解明
・チョウにおける嗅覚と視覚の2モード訪花学習
主な研究活動 活動内容
イチゴやブルーベリーの訪花昆虫調査。
訪花昆虫の色学習能力を調べるための室内実験。
キャンパス周辺で学生と一緒にカタツムリの空き殻やモンシロチョウの幼虫採集。
チョウやハナアブの幼虫飼育。学生と一緒に圃場のイチゴの畝の草ぬき。
学会発表。論文執筆。
所属学会
(主要な所属学会)
日本応用動物昆虫学会、日本昆虫学会、双翅目談話会、ハナバチ談話会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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