教員インタビュー

農業生産科学科 昆虫学研究室
矢野 栄二 教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

害虫の天敵である昆虫を使って作物を守る方法について研究

害虫の天敵である昆虫を使って害虫から作物を守る生物的防除が、農薬に頼らない環境に優しい害虫防除技術として注目されています。
私たちの研究室では、温室栽培の野菜の主要害虫であるアブラムシ類の捕食性天敵ショクガタマバエの利用技術に関する基礎研究を実施。特に、ショクガタマバエを温室内に常に供給してアブラムシを防除する「バンカー法」とよばれる技術に関する研究を進めています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

勉強でも趣味でも自分が興味をもてることに、積極的に取り組んでほしいと思います。またサークル活動やアルバイトなどを通じて友達をたくさんつくりましょう。大学生活はこれから自分がどう生きるかを考えるよい機会ですから、よく考えてみましょう。

どんな研究室ですか?

自由な雰囲気の研究室で、学生の個人のアイデアを尊重しつつ、きちんと指導するようにしています。また外部の大学や国、府県、民間の研究機関と共同研究を行っていますので、外部の研究者の人と接する機会が多いのも特徴です。研究室内でも教員と学生の間の信頼関係を大切にして、コミュニケーションを図っています。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 農学部農林生物学科卒業
名古屋大学 農学研究科害虫学専攻修士課程修了
京都大学 農学博士(論文博士)
職歴
(主要な職歴)
職務内容
農林水産省四国農業試験場研究員
農林水産省野菜試験場研究員
農林水産省農業環境技術研究所主任研究官
農林水産省農業環境技術研究所昆虫管理科天敵生物研究室長
独立行政法人農研機構中央農業総合研究センター生物防除研究室長
担当講義科目 昆虫学、害虫管理学、昆虫学特論
現在の専門分野 応用昆虫学、害虫防除、生物的防除
現在の研究課題 施設栽培ナスのワタアブラムシ防除のための捕食性天敵ショクガタマバエ在来系統を利用したバンカー法開発に関する基礎研究、コナジラミ類の異なる波長の光に対する行動解析、コナジラミ類に媒介されるウイルス病の疫学的研究
受賞歴 受賞内容
日本応用動物昆虫学会賞
主な研究活動 活動内容
2006年に近大に来てからの研究活動
2007年 ヨーロッパ昆虫寄生蜂ワークショップで口頭発表
2008年、2009年 IOBCヨーロッパ地域施設園芸害虫総合防除WGで口頭発表
2008年 オランダのワーゲニンゲン大学のHemerik博士を招聘し共同研究実施。
2009年 朝倉書店「バイオロジカル・コントロール」の分担執筆
2008~2010年 農林水産省「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」の課題「施設園芸害虫防除のための在来捕食性天敵バンカーの開発」研究総括者
2009~2011年 科研費課題「土着天敵とは何か?」を分担
論文6報、総説3報
所属学会
(主要な所属学会)
日本応用動物昆虫学会、個体群生態学会、IOBC(有害動植物生物的防除総合防除国際機構)、関西病虫害研究会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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