教員インタビュー

農業生産科学科 植物・人間関係学研究室
林 孝洋 教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

高機能野菜やおいしいニンジンなど、付加価値高い作物を開発する

「植物を人の健康や豊かな暮らしに応用すること」を目的に、植物の優れた特性や機能を上手く利用する方法について研究しています。たとえば、ビタミンやミネラルなどの栄養価が高い高機能野菜や、通常のものより糖度の高いフルーツニンジンなどの開発を手がけるほか、植物の香気成分にも着目。栽培や育種によって香気成分の組成を変え、その香りを効果的に与える方法についても研究を行っています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

生長する自分を感じることは,ワクワク感をともなう,人としてとてもうれしいこと.読書の習慣,英会話の定期的なレッスン,何でもよいと思います.自分自身を高める何かをつかんでほしい.大学は「学び方」を学ぶところ.卒業後の「学ぶ志」こそ大切です.Educationの語源は汲み出すこと.一人一人の個性を大切に,何かを引き出してあげたい.自分自身の工夫と達成感,卒論がそれを経験するきっかけになるよう指導したいと思っています.

どんな研究室ですか?

H21年4月に,農業生産科学科に新設された研究室です.メンバーはまだ3回生6名だけですが,人間関係的に明るく,居心地の良い研究室にしたいと思っています.花が好きな人,アロマや色彩に興味のある人,植物と人間に関するちょっと変わった研究がしたい人,園芸療法の将来を真剣に考えている人,香水が手放せない人,コンピュータおたく,くどい話を辛抱強く聞ける人,大歓迎です.

最後にメッセージをお願いします

学びて思わざれば罔(くら)し,思いて学ばざれば殆(あやう)し−学ぶだけで自ら考えなければ,覚えた情報(information)は役立つ知識(intelligence)になりません.また,独りで考えるだけで学ばなければ,危険な,反社会的な思考に陥るかもしれません.4年間,時間を濃縮して,講義や読書で学ぶことと,自分の頭でしっかり考えることをバランス良く行ってほしいと思います.

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 農学部・農学科(蔬菜花卉園芸学)
京都大学大学院 農学研究科・農学専攻・修士課程(蔬菜花卉園芸学)
職歴
(主要な職歴)
職務内容
岡山大学農学部 助手
岡山大学大学院自然科学研究科 助手
京都大学農学部 講師
京都大学農学部 助教授
京都大学大学院農学研究科 助教授
京都大学大学院農学研究科 准教授
担当講義科目 花卉園芸学,蔬菜園芸学
現在の専門分野 蔬菜花卉園芸学,植物・人間関係学,芳香心理学
現在の研究課題 1.芳香植物の栽培環境による香気ケモタイプの変動
2.植物の機能性香気成分がヒトの心理・生理に及ぼす影響
3.健康に良い高ミネラル野菜の生産について
主な研究活動 活動内容
1.花卉の花序の構成と発達ならびにその制御に関する研究
2.花卉の苗生産に関する研究
3.ファイトテクノロジー研究会に参加:Systems Approach,Speaking Plant Approach,植物の生長モデルとシミュレーション,植物環境調節法などを学ぶ
4.画像解析による植物の形態と生長の非破壊定量
5.花卉の生理障害(強光障害・過敏感反応)に関する研究
6.花卉の開花調節に関する研究
7.花卉の良品・多収・省力・低コスト栽培システムの開発
8.花弁における色彩の光学的多様発現機構の解明
9.組織培養における体細胞変異発生に関する研究
所属学会
(主要な所属学会)
園芸学会,国際園芸学会,日本生物環境工学会ほか
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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