教員インタビュー

農業生産科学科 作物学研究室
山根 浩二 准教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

環境ストレスを受けたとき、植物の中では
どのような変化が起こっているのか?

植物は動くことができないため外部環境からさまざまなストレスを受け、それは農業生産を減少させる大きな要因の一つとなっています。
そのストレスを軽減させるため、私たちは電子顕微鏡を用いてミクロのレベルから、植物が環境ストレスを受けたときに、どこでどのような障害が引き起こされるのかを追究。これまでの研究で、植物の葉緑体が最もストレスを受けやすいことが明らかになってきました。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学では講義に出て座っているだけでは多くは学べません。自分が欲しい知識や経験は、誰かが与えてくれるものではなく、自分で求めていかないと手に入れることはできません。ぜひ、大学時代に興味があることを見つけて、自ら積極的に活動することの重要さを学んで欲しいと思います。

最後にメッセージをお願いします

現在、再び就職氷河期と呼ばれる時代に入っています。就職時に評価されるのは大学の成績表はもちろんですが、それ以外に成績表に現れない部分が評価の対象となります。勉強以外にも「大学時代にこれを頑張った」と自信を持って言える事を見つけて充実した大学生活を送って欲しいと思います。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
名古屋大学 農学部資源生物環境学科
名古屋大学大学院 生命農学研究科生物圏資源学専攻博士前期課程
名古屋大学大学院 生命農学研究科生物圏資源学専攻博士後期課程
職歴
(主要な職歴)
職務内容
平成17年~平成19年 日本学術振興会特別研究員
平成19年~平成21年 名城大学特別研究員
平成21年~平成22年 名古屋大学研究員
担当講義科目 植物形態学
現在の専門分野 植物形態学、植物生理学
現在の研究課題 ・成熟期のダイズ子実への窒素供給を目指した根粒着生誘導技術の開発
・ナミビア国季節性湿地帯に適応可能なイネ品種の選抜と耐性品種の酸化ストレス耐性機構の解明
主な研究活動 活動内容
1. 超微形態学的手法によるイネ葉緑体障害発現機構の解明
電子顕微鏡を用いて、塩ストレスは葉緑体にどのような障害を引き起こすのかを観察するとともに、どのようなメカニズムで障害発現が起こるのかを解明する。
2. 甜菜からの有用遺伝子の単離
バイオエタノールの原料である糖を生産する甜菜から有用遺伝子を単離し、分子生物学的手法を用いて、糖濃度の高い甜菜作出を目指す。
所属学会
(主要な所属学会)
日本植物生理学会、日本作物学会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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