教員インタビュー

農業生産科学科 園芸植物学研究室
小枝 壮太 講師(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

植物ウイルス最小の「ベゴモウイルス」に抵抗できるトウガラシ品種を育成する

ベゴモウイルスは熱帯や亜熱帯において大きな問題となるウイルスでしたが、近年は日本やヨーロッパなどの温帯でも分布を拡大しています。その背景に、世界全体で農作物の流通が発達していることや、地球温暖化の影響が考えられます。
大きな農業被害を引き起こすベゴモウイルスについて、主にトウガラシを対象として、栽培試験や遺伝子解析、組織培養などの手法で研究し、ウイルス抵抗性品種を育成することが研究目的です。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

新しい発見や発明をすることは非常に難しいことです。そのためには,基礎的な知識を持つことは当然ながら,異なる知識や技術を融合していく必要があります。研究を通じて,学生には何か一つ,小さくても良いので自分の専門性を持つこと,また周囲の人達と円滑に情報交換をできる能力を身に着けて欲しいと考えています。この能力は社会に出てからも求められ,必ず役に立つものだと信じています。

最後にメッセージをお願いします

研究はクリエイティブな活動であり、何より楽しいものです。具体的な目標に向かって頑張ることで、大きな達成感、自分自身に対する自信をつけてもらいたいと考えています。個人のホームページに研究や教育の方針についても紹介しています。興味を持ってくれた学生諸君は、是非研究室にも気軽に来て下さい。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 農学部・資源生物科学科
京都大学大学院 農学研究科・農学専攻博士前期課程
京都大学大学院 農学研究科・農学専攻博士後期課程
職歴
(主要な職歴)
職務内容
日本学術振興会 特別研究員
京都大学大学院 農学研究科 助教
担当講義科目 野菜園芸学
現在の専門分野 園芸学
作物栽培学
現在の研究課題 ベゴモウイルス抵抗性トウガラシの育成
 組織培養によるベゴモウイルスフリー苗の作出
 トウガラシ果実における辛味制御機構の解明
受賞歴 受賞内容
平成27年 Journal of the Japanese Society for Horticultural Science 年間優秀論文賞
主な研究活動 活動内容
・植物が常温域で示す温度反応性の解析
・トウガラシ果実における辛味制御機構の解明
・トウガラシにおけるベゴモウイルス被害の野外調査および抵抗性品種の育成
・組織培養による単為結果性トマトにおけるベゴモウイルスフリー苗の作出
大学院在籍時からの過去9年間で学術論文9報(筆頭7報),総説・著書6報(筆頭3報),国内学会での発表22回,国際学会での発表6回,その他一般向けの講座等5回を行っている.
所属学会
(主要な所属学会)
 園芸学会,国際園芸学会,日本植物学会
所属研究室HP
自己紹介HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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