教員インタビュー

農業生産科学科 昆虫学研究室
米谷 衣代 講師(理学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

植物の香りシグナルが昆虫の行動を制御する機能を
農業害虫の環境保全型防除に活用する

自然環境においても農環境においても、生物はみな他の生物と何らかの「関わり」を保ちながら生きています。このような「関わり」を生物間相互作用と呼び、複数の生物間相互作用によって、生物の世界の相互作用のネットワークが形作られています。私は特に昆虫たちが織りなす相互作用ネットワークの中で、さまざまな情報を伝える植物の香りが果たす役割についての研究を行っています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生時代が人生で最も自由に活動できる時期だと思います。さまざまな専門分野の勉強をじっくりと納得いくまで行い、海外留学や資格の勉強など様々なことにチャレンジしていってほしいと思います。
また、いろんな人と積極的につながりを持ち、新しい考え方や視野を手に入れてほしいと思います。そのために、勉強、研究以外にも学生たちのさまざまな取り組みを手助けしていけたらと思っています。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
大阪教育大学 教育学部・教養学科・自然科学専攻
京都大学大学院 理学研究科・生物科学専攻 博士前期課程
京都大学大学院 理学研究科・生物科学専攻 博士後期課程
職歴
(主要な職歴)
職務内容
日本学術振興会 特別研究員DC1
DAAD(ドイツ学術交流会) 奨学生(博士研究員)
京都大学 生態学研究センター 機関研究員
日本学術振興会 特別研究員RPD
担当講義科目 害虫管理学
現在の専門分野 群集生態学、化学生態学、昆虫学
現在の研究課題 植物の香りと植物の誘導反応が植物上の昆虫群集集合に与える影響の解明
植物の香りに対する天敵昆虫と害虫の誘引および忌避行動に関する研究
環境DNAとメタバーコーディング技術を用いた害虫管理技術の開発
受賞歴 受賞内容
ポスター優秀賞受賞 日本生態学会第57回全国大会
主な研究活動 活動内容
植物が放出する香り組成の変動と節足動物の群集集合との関係について、日本生態学会大会で発表した。
害虫が食害した植物が放出する香りに対するタバコカスミカメの反応に関する共著論文が出版された(Rim et al. 2017 Biological Control 62:233-242)。
生きものたちをつなぐ「かおり」~エコロジカルボラタイルズ~(第2章執筆)が出版されました。
農業害虫のDNAを作物上から検出するための研究を始めました。
所属学会
(主要な所属学会)
日本生態学会、個体群生態学会、応用動物昆虫学会
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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