教員インタビュー

水産学科 水産増殖学研究室
太田 博巳 教授(水産学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

ウナギの稚魚の生産方法を考える

ウナギの稚魚を作る種苗生産研究を行っています。ウナギは飼育環境下では成熟しないので、養殖した雄雌のウナギに成熟を誘起するホルモンを3カ月ほど投与し、受精卵を獲得。受精卵は2日程度でふ化し、その後6~10カ月間飼育するとシラスウナギになります。本研究室では、どのような方法で成熟させれば、品質の良い精子と卵を大量に作れるのかをテーマに研究に取り組んでいます。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

何ごとにおいても受け身ではなく,自分で感じ,考え,それに基づいてアクティブに行動できる人になって欲しいと願っています。1年生の基礎ゼミに始まり,各種の講義や多くの実験・実習により,考えて行動する基礎作りを行い,総仕上げである4年生の1年間の卒業研究で大きく,たくましく成長する学生を眺めるのを楽しみにしています。

どんな研究室ですか?

クロマグロやマダイの養殖研究で有名な本学水産研究所の先生方も,水産増殖学研究室に所属して講義や実習,卒業研究,大学院の指導に当たっています。我が国のみならず世界でも類を見ないこの素晴らしい教育・研究施設で,魚類養殖の基礎から最先端までをみっちりと学ぶことができます。

最後にメッセージをお願いします

魚を飼うのが好きな人,眺めるのが好きな人,食べるのが好きな人,そんな学生達がいっぱい集まってくる研究室です。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
北海道大学 水産学部 水産増殖学科卒業
北海道大学大学院 水産学研究科 博士前期課程修了
北海道大学大学院 水産学研究科 博士後期課程修了
職歴
(主要な職歴)
職務内容
北海道立水産孵化場 技術指導科長
水産庁 養殖研究所 繁殖部 繁殖技術研究室長
近畿大学農学部教授 現在に至る
担当講義科目 養殖学基礎実習,淡水増殖学,魚類繁殖生理学,専門英語Ⅱ,専門演習
現在の専門分野 魚介類の繁殖生理学
現在の研究課題 ウナギを始めとする有用魚介類の種苗生産技術の開発
魚介類の配偶子の保存技術の開発
希少淡水魚の配偶子保存によるジーンバンクの構築
受賞歴 受賞内容
日本水産学会 技術賞:『ウナギの人工催熟技術と仔魚の飼育技術の開発に関する研究』
水産学進歩賞 『魚介類の良質精子作出・保存法の開発に関する研究』
主な研究活動 活動内容
水環境には恵まれない農学部ですが,4年生や大学院学生は,近畿大学水産研究所を始め,学外の多くの研究機関との活発な共同研究を通して大きな成果を挙げています。現在,学内外の研究機関と実施している共同研究には以下のものがあります。
『ウナギの種苗生産技術の開発』
『マアナゴ等の難種苗生産種からの良質卵の確保』
『マナマコの新しい人工受精法の開発と育種への応用』
『次世代真珠養殖技術とスーパーアコヤガイの開発・実用化』
所属学会
(主要な所属学会)
水産学会,水産増殖学会,魚類学会,水産育種研究会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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