教員インタビュー

水産学科 水産利用学研究室
塚正 泰之 教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

鮮度を長期間保持する方法を考案し、
より商品価値の高い養殖魚を作る

クロマグロなどの赤身魚類の冷蔵中の品質変化を遅らせる技術を開発し、より商品価値の高い養殖魚を作り出し、色が悪くなったなどの理由で廃棄される食品の量を減少させることを目的に研究を展開。具体的には、色・におい・弾力・味の劣化に関係する化学反応を停止、または遅らせる物質を探し、出荷直前に生きた養殖魚の血管に注入して、短時間に筋肉中に行き渡らせることによって品質の変化を抑制します。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生も卒業すれば社会人として自ら考え,学び,行動する力が求められます。卒業研究をする4年生には,言われたことだけをするのではなく自分で調べ,考えるように指導しています。受験生には広い視野が身に付くよう不得意な分野の講義にも興味を積極的に学ぶよう心掛けてほしいと思います。私は化学分野を担当していますが,学生が興味をもてるように食品と関連づけて教えるようにしています。

どんな研究室ですか?

教員と学生との距離が近い,楽しい研究室です。水産食品に関連する研究が中心ですので,おいしい刺身やめずらしい水産加工食品を食べる機会も結構あります。

最後にメッセージをお願いします

学生時代は自由な時間がたっぷりありますが,それをどのように使うかは皆さん次第です。しっかりと学ぶことも大事です。サークル活動やアルバイトなどを通じてコミュニケーション能力を身につけることも必要です。学習,遊び,将来,全てに目標を持って有意義な学生生活を過ごしてほしいと思います。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
大阪大学 工学部・醗酵工学科
職歴
(主要な職歴)
職務内容
丸大食品株式会社 商品開発・基礎研究
近畿大学農学部 講師 水産利用学研究室
同       助教授・准教授
同       教授
担当講義科目 水産生物化学・食品製造管理学・水産食品原料学特論
現在の専門分野 水産化学、水産利用学
現在の研究課題 1.養殖クロマグロ肉のメト化抑制に関する研究
2.クロマグロ肉の筋細胞型の特定と分布に関する研究
3.近赤外分析法によるクロマグロ肉成分の非破壊分析に関する研究
4.サンマ肉を魚肉ねり製品原料として有効利用するための研究
主な研究活動 活動内容
H21日本水産学会秋季大会一般発表「無晒しサンマ肉の魚肉ねり製品への利用」
H21日本水産学会春季大会シンポジウム「養殖技術改良によるマグロ類肉質の劣化防止
H21シーフードショーCOEシンポジウム「養殖クロマグロの品質改善」
「食品保蔵・加工学」(講談社サイエンティフィク2008)食品の包装・加工食品の規格・基準と品質表示
「水産資源の先進的有効利用法」(NTS 2005)原料魚と加工条件が魚肉ねり製品の品質に及ぼす影響-主成分分析による解析
所属学会
(主要な所属学会)
日本水産学会,日本農芸化学会,日本食品科学工学会
クラブ・同好会 空手同好会顧問
所属研究室HP
自己紹介HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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