水産研究所(水産学科)
宮下 盛 教授(農学博士)
※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。
どんな研究をされていますか?
マダイやクエなど海水養殖対象魚の養殖並びに,親魚養成,採卵,人工ふ化,仔稚魚飼育などの種苗生産技術の開発に関する研究。学位論文はクロマグロの種苗生産に関する研究。マグロについては,キハダやオーストラリアのミナミマグロの種苗生産技術のほか、口径が小さいためワムシ類を初期餌料として用いることができない飼育高難度魚類(メイチダイ,ナミフエダイ等)の種苗生産技術開発など。
大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?
水産学は本来,産業に直結した実学であり,この基盤として生物学,化学,物理学等に関する基礎科学がありますが,研究が多様化し深まるにつれて,理学部の領域にオーバーラップしていきます。基礎分野の研究に専念していると,この認識が疎かになりますので,近畿大学のモットーである「実学」を見据えた姿勢を念頭に学んで欲しい。
どんな研究室ですか?
増殖学研究室は,奈良キャンパス(農学部)のほか,和歌山・富山・奄美に設置され,学部より古く60有余年の歴史を持つ水産研究所6実験場と種苗センター5事業場(スタッフは教員12名を含む約180名)の世界最大規模を誇るフィールドを有し,開設以来実学をモットーに,自他共に認める養殖界のフロントランナーとして活躍しています。
先生紹介(略歴)(クリックすると詳細がご覧になれます)
学歴
(大学~) |
学校名 |
学部・学科・専攻名 |
| 近畿大学 |
農学部・水産学科・海水増殖学専攻 |
職歴
(主要な職歴) |
職務内容 |
| 昭和43年 4 月 近畿大学水産研究所 白浜実験場 副手 |
| 平成 3 年10月 近畿大学水産養殖種苗センター白浜・すさみ・大島事業場長(兼任) |
| 平成 5 年 4 月 近畿大学水産研究所 白浜実験場 助教授 |
| 平成13年 4 月 近畿大学水産研究所 教授 |
| 平成16年 4 月 近畿大学大学院農学研究科 教授 |
| 平成20年 4 月 近畿大学水産養殖種苗センター センター長 |
| 担当講義科目 |
基礎ゼミ(1年)・海水養殖学(1年)・種苗生産学(2年) |
| 現在の専門分野 |
海水養殖・海水魚類種苗生産 |
| 現在の研究課題 |
・クロマグロの種苗生産技術開発・ミナミマグロの種苗生産技術開発。
・ 飼育高難度魚類(メイチダイ,ナミフエダイ等)の種苗生産技術開発。
・ 東南アジアにおける新養殖対象魚の種苗生産技術開発など。 |
| 主な研究活動 |
活動内容 |
<シンポジウム等発表>
・日本における海水養魚施設の歴史と現状:日韓水産増殖シンポジウム(基調講演),韓国群山市 (2002).
・日本のクロマグロ種苗生産技術:国際箱網養殖研討会 (招聘講演),台湾基隆市(2002).
・メイチダイ養成親魚の自然産卵と適性孵化水温:日本水産学会,東京 (2007).
・夜間通気量の調整によるクロマグロ仔魚の初期減耗低減:日本水産学会,静岡 (2009).
<論文(共著)>
・クロマグロの完全養殖達成. 農林水産技術ジャーナル,27(2), 12-15 (2005).
・ Pacific bluefin tuna, Thunnus orientalis, larbae utilize energy and nutrients of microbial loop.:Aquaculture, 267, 83-93 (2007).
・ Pacific bluefin tuna, Thunnus orientalis, larbae utilize energy and nutrients of microbial loop.:Aquaculture, 267, 83-93 (2007).
・海面魚類養殖施設の歴史と網生簀式養殖. 水産技術,1(1),13-19(2008).
<刊行物>
・ブリ・ハマチ・カンパチ.「海水魚の養殖」(熊井英水編著),湊文社,東京,pp 52-88(2000).
・マダイ・マチダイ「水産増養殖システム 海水魚」(熊井英水編著),恒星社厚生閣,東京,pp45-81(2005). |
所属学会
(主要な所属学会) |
日本水産学会・日本水産増殖学会・日本魚類学会・水産育種研究会 |