教員インタビュー

水産学科 水産生物学研究室
小林 靖尚 准教授(理学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

未だ解明されていない「性転換魚」の生理機構を解析する

多くの生物には、オスとメスの二種類の性が存在し、性が決定されるメカニズムは生物種により異なることが知られています。一旦決定された個体の性は、生涯を通して変化しませんが、魚には「性転換魚」と言われる魚が300-400種確認されています。しかし、サンプルを集めることが難しく「実際に性転換する時に魚の体内でなにがおきているのか?」という問題が未解決です。そこで私はさまざまな魚種を用いて、魚類の性転換の生理機構を解析しています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

現在、研究室では魚の体内で起こる様々な現象に関する研究を行っていますが、実験を行っている人間の視野が狭いと、研究はすぐに行き詰まります。大学生活では専門分野のみに囚われず、自ら積極的に様々な経験を積んで視野を広げて欲しいと思います。そのため講義では、知的好奇心を刺激する新旧様々なトピックを提供します。

最後にメッセージをお願いします

良い研究は、一朝一夕では出来ません。熱い情熱と根気強さを持って、粘り強く実験に取り組む必要があります。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
長崎大学 水産学部 水産学科
長崎大学大学院 水産研究科 水産学専攻
北海道大学大学院 理学研究科 生物科学専攻
職歴
(主要な職歴)
職務内容
基礎生物学研究所 生殖研究部門・特別共同利用研究員
琉球大学 熱帯生物圏研究センター・研究員
日本学術振興会・特別研究員
沖縄綜合科学研究所・研究員
岡山大学理学部附属臨海実験所・助教
近畿大学農学部水産学科・准教授  現在に至る
担当講義科目 生命科学基礎<水産>, 魚類内分泌学
現在の専門分野 魚類生殖生理学
現在の研究課題 魚類の性に関する生理学的研究
軟骨魚類の生殖生理に関する研究
受賞歴 受賞内容
Zoological Science Award 2005
主な研究活動 活動内容
一般向け著書
小林靖尚, 中村將. 2015. 魚類の性転換. (ホルモンから見た生命現象と進化シリーズIII. 成長・成熟・性決定 –継–) 裳華房. pp. 92-105.
所属学会
(主要な所属学会)
日本水産学会、日本動物学会、日本比較内分泌学会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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