教員インタビュー

水産学科 水産利用学研究室
福田 隆志 准教授 (農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

陸上の病原菌を、海洋の菌によりコントロールする

魚類やカイメンなどの海洋生物を資源とした創薬研究が実を結ぶ一方、海洋微生物からの創薬研究は遅れをとっており、未だ新薬開発は達成されていません。私はこの未利用の資源に着目し、「海洋微生物からの新しい薬の発見」をめざし研究しています。研究の対象としている疾患は、感染症とがんです。感染症は世界の死因の第1位であり、がんは日本において死因の第1位です。世の中のニーズに応えるべく、新しい薬の発見を行います。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学の生活は高校までとは大きく異なり、生活面でも学習面でも、自分自身がどう過ごすかを決めていくことになります。例えば、一人暮らしやバイトを始める方もいるでしょうし、授業においても、興味ある授業を自分自身で選択し受講していきます。また、上級生になれば研究室での卒業研究に没頭するかもしれません。私はこれらの生活全てにおいて、一生懸命取り組んでほしいと思っております。

最後にメッセージをお願いします

大学では、是非これからの一生において続けられるようなことを見つけてほしいと思っています。研究であれ趣味であれ、様々なことに興味を持ち積極的に参加した結果、『これだ!』と思うことに出会ってください。私はそのための手助けになる指導をしていきたいと考えています。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
信州大学 農学部
信州大学大学院 農学研究科
岐阜大学 学位取得
職歴
(主要な職歴)
職務内容
エステー化学株式会社
北里大学北里生命科学研究所
米国スクリプス海洋微生物研究所
北里大学薬学部
近畿大学農学部 (現在に至る)
担当講義科目 水産利用学、水産化学
現在の専門分野 海洋天然物化学
現在の研究課題 海洋環境より微生物を分離し、それらが生産する二次代謝産物を解析しています。その中から抗がん剤や抗感染症薬になるような化合物の発見を目指しています。
受賞歴 受賞内容
日本薬学会生薬天然物部会 研究奨励賞 (2016)
主な研究活動 活動内容
Fukuda T, et al.「Discovery of marine microbial products」 8th US-Japan Seminar on Marine Natural Products in Hawaii, US (2016)
Fukuda T, et al.「Discovering New Biologically active compounds from Marine-derived microorganism」The 8th Korea-Japan Chemical Biology Symposium. Okinawa, Japan (2016)
福田隆志 他、「黄色ブドウ球菌の生産する黄色色素生成をターゲットとした阻害剤の探索」化学工業 (2016)
所属学会
(主要な所属学会)
日本薬学会、マリンバイオテクノロジー学会
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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