教員インタビュー

応用生命化学科 生物環境学研究室
飯田 彰 教授(薬学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

ガンに効果のある「くすりの開発研究」に取り組む

本研究室では、南米アマゾンに自生するノウゼンカズラ科の植物から強力な抗腫瘍活性を示す化合物を見つけ、その化学的研究に取り組んできました。その結果、ヒトのガン細胞に対して有効に働き、副作用も少ないことを発見。その後、この化合物を化学的に合成することで、簡単かつ大量に生産する技術を確立しました。現在、この合成法を用いて、ガンに効果のあるさまざまな化合物を化学合成しています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

実践的社会人としての、望むならば日本や世界の未来を切り開く開拓人としての知識と技能を学び、同時にそのための態度・習慣を身につけて欲しいと思います。その結果として修得する問題提起力・問題解決力などの実践力は特に大事であると思います。それを修得してもらうための基礎力の充実を図る工夫、具体的には、“原理原則を大切にし、基本を忘れない”ように指導しています。

どんな研究室ですか?

学生自身が主体となって、社会貢献の重要性を意識した姿勢で研究に臨んでいます。メリハリのある研究室なので、研究だけではなくゼミ旅行やイベントも充実しています。また、院生や学生たちどうし同様、教員の私たちとも和気あいあいとした雰囲気が出来上がっており、いろいろな意味で日々精進できる環境に違いないと自負しています。私自身、彼・彼女たちの成長に胸を踊らす毎日を送っております。

最後にメッセージをお願いします

大学は、自らが創意工夫を実践できる、あるいはそれが奨励される“場”です。大いに学んで、世の中の役に立つ技術やものを生み出してくれることを期待しています。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 薬学部製薬化学科
京都大学 大学院薬学研究科修士課程製薬化学専攻
京都大学 大学院薬学研究科博士課程製薬化学専攻
職歴
(主要な職歴)
職務内容
京都大学薬学部助手
京都大学薬学部准教授
京都大学大学院薬学研究科准教授
高崎健康福祉大学薬学部教授
担当講義科目 基礎構造化学・基礎反応化学・有機化学・薬理学概論
現在の専門分野 生物有機化学 創薬化学
現在の研究課題 「薬用植物のがん補完代替医療への利用を指向した化学的基礎研究」
「がんや炎症に効果が期待できる生物活性天然物の発見と化学合成」
「植物細胞を利用した抗がん活性化合物の効率的生産」
主な研究活動 活動内容
(学術論文2報)
Bioorg. Med. Chem., 17, 5968 - 5973 (2009) & Bioorg. Med. Chem., 17, 6286 - 6291 (2009)
(国際学会2演題)
アメリカ生薬学会50周年記念シンポジウム(ホノルル)平成21年6月
(国内学会3演題)
日本薬学会第129年会(京都)平成21年3月ならびに第3回食品薬学シンポジウム(東大阪)平成21年11月
所属学会
(主要な所属学会)
日本薬学会・有機合成化学協会・日本ペプチド学会・日本生薬学会・アメリカ化学会
研究グループ紹介ページ
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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