教員インタビュー

応用生命化学科 応用微生物学研究室
倉田 淳志 講師(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

特殊な環境に生息する微生物から、
新たなバイオ技術の開発を考える

微生物は人間よりはるか昔に地球上に現れ、現在も地球上のあらゆるところに住んでいます。
火傷するような高温の温泉や、低温・高圧の深海底などでも微生物は育つことができますが、私はそんな人が住めないような特殊な環境に生息する微生物に注目。中でも微生物の能力をつかさどるタンパク質の働きについて調べており、その性質を解明することにより、新たなバイオ技術の開発をめざしています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生活は4年間であり、長いようで短かったと覚えています。そのため、やり残すことや吸収し残すことが無いように過ごして欲しいと思います。また、一つのことでよいので、誰にも負けないように徹底的にものごとに取り組んで欲しいと考えています。私の場合、大学生活では特に研究室での生活が有効だったと思います。

どんな研究室ですか?

先輩や後輩、さらに卒業生とも繋がりが強く、仲が良い研究室です。大学院生が中心となり大学4回生と一緒になって、研究を進めています。試行錯誤しながら、負けずに取り組んでいると思います。
研究テーマの特徴は、微生物の応用方法や利用方法の開発に取り組んでいる点です。さらに酒類試験製造免許を持ち、日本酒をはじめとするお酒を醸造しています。
また、バーベキューやゼミ旅行、誕生日会などの行事があり、私も研究室を楽しんでいます。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
岡山大学 農学部 総合農業科学科
京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻
職歴
(主要な職歴)
職務内容
独立行政法人 海洋研究開発機構 極限環境生物圏研究センター
財団法人 地球環境産業技術研究機構 バイオ研究グループ
担当講義科目 微生物学、専門英語II、専門英語III
現在の専門分野 応用微生物学、微生物酵素
現在の研究課題 ・酵素を用いた有用物質の生産方法の開発
・難分解性化学物質の分解・代謝経路の解明
・極限環境微生物の酵素の利用方法の開発
主な研究活動 活動内容
論文:9報
Collagenolytic subtilisin-like protease from the deep-sea bacterium Alkalimonas collagenimarina AC40T.
Kurata A, Uchimura K, Kobayashi T, Horikoshi K., Applied Microbiology and Biotechnology, (2009), accepted.
2-Haloacrylate reductase: a novel enzyme of the medium-chain dehydrogenase/reductase superfamily that catalyzes the reduction of a carbon-carbon double bond of unsaturated organohalogen compounds.
Kurata A, Kurihara T, Kamachi H, Esaki N., Journal of Biological Chemistry, (2005), 280, 20286-20291.
特許:3件、学会発表:18件
所属学会
(主要な所属学会)
日本農芸化学会、極限環境微生物学会、日本生化学会
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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