教員インタビュー

応用生命化学科 森林生物化学研究室
田中 裕美 教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

きのこの仲間の木材腐朽菌から、バイオ燃料の創出をめざす

サルノコシカケ科に属するきのこの仲間である木材腐朽菌が持つ、木材分解能力について調べています。木材を分解するのは菌類が持っている酵素の力によるものですが、この酵素の働きによる木材腐朽機構を明らかにし、それを活用したバイオ燃料の創出をめざします。
研究では酵素の構造や性質を調べるほか、遺伝子組換えなどの手法を使って、多量に酵素を生産させる方法などを探っています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学では自主的に勉強してほしいと思っています。しかし、最近は何をどう勉強したらいいかわからない学生が増えてきているので、初年度の講義課目ではキーワードを提示して、それについて勉強するように伝えています。

どんな研究室ですか?

自主的に計画を立てて実験に取り組めるようにしており、全体としてはかなり自由な雰囲気で過ごせると思います。これからの持続可能な社会のため、再生可能な木質系バイオマスの有効利用を目指して皆で頑張っています。

最後にメッセージをお願いします

思い切り自由に自分のために時間が使えるのは大学時代が最後です。何か打ち込めること、夢中になれることを探して、自分の得意分野を作ってほしいと思います。それが将来社会に出たときにも自信につながります。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都府立大学 農学部
京都府立大学大学院 農学研究科
職歴
(主要な職歴)
職務内容
近畿大学農学部農芸化学科助手
近畿大学農学部農芸化学科講師
近畿大学農学部農芸化学科助教授
近畿大学農学部農芸化学科教授
近畿大学農学部応用生命化学科教授
担当講義科目 生物科学Ⅰ・Ⅱ、酵素化学、専門英語Ⅱ・Ⅲ、応用生命化学実験Ⅰ、森林生物化学特論など
現在の専門分野 木材微生物学
現在の研究課題 (1) カビ、キノコなどによる木材分解・代謝機構に関する分子生物学的研究 
(2) 木材腐朽菌による木材分解機構を利用した木質系バイオマスの有効利用
(3) 環境保全型木材防腐剤、防シロアリ剤、防シロアリ技術の開発
主な研究活動 活動内容
第59回日本木材学会年次大会で3題の発表
環境動物学会誌、20巻2号63-69ページ
Enzyme and Microbial Technology, Vol. 45, (2009), p. 384-390
所属学会
(主要な所属学会)
日本木材学会、日本防菌防黴学会、日本木材保存協会、日本シロアリ対策協会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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