教員インタビュー

応用生命化学科 応用細胞生物学研究室
森山 達哉 教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

食品成分の機能性と安全性を明らかにする

農作物などに含まれる成分が有する生理機能性を、細胞やマウスなどの実験動物を使って明らかにすることをめざしています。またアレルギー反応を引き起こす、農作物などの食品に含まれるアレルゲンに関する実験では、抗体などから構築した評価系を用いて、栽培法や加工方法、調理方法、品種などによって、どのようにアレルゲン性が変動するのかを解明。より安全な食品の摂取に役立てます。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学では、受け身の勉強だけでなく、自分で興味を深めて自分で調べたり、勉強していって欲しいですね。また、勉強以外にも、クラブやサークル、アルバイトや研究室など、組織に属して仲間とともに何かをやり遂げる努力や達成感を経験して欲しいと思います。このような観点から、講義でも自分たちで調べる課題を与えたり、研究室では役割分担や研究の自発的な取り組みを尊重しています。

どんな研究室ですか?

私たちの研究室では、専用の培養細胞室や遺伝子操作を行うクリーンベンチ、2台の蛍光スキャナやさまざまな測定モードに対応するマルチラベルカウンター、遺伝子の発現を定量的に解析するリアルタイムPCR装置など、最先端の高度な設備や機器が揃っており、さまざまな細胞機能や分子機能を解析することができます。大学院生や分属学生が毎日これらの機器を駆使して楽しく実験に励んでいます。

最後にメッセージをお願いします

大学生時代は長いようで短いものです。この期間に勉強だけでなく人間としてもさまざまな経験を積み、社会性を身につけて社会に羽ばたいて欲しいと思います。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 農学部 食品工学科
京都大学 大学院 農学研究科 食品工学専攻 修士課程
京都大学 大学院 農学研究科 食品工学専攻 博士課程
職歴
(主要な職歴)
職務内容
京都大学 食糧科学研究所 文部教官助手
京都大学 大学院 農学研究科 食品生物科学科 文部教官助手
その間、1996年-1997年、米国スタンフォード大学 招聘研究員(留学)
近畿大学 農学部 応用生命化学科 講師
近畿大学 農学部 応用生命化学科 教授 現在に至る
担当講義科目 生命工学、栄養化学、応用生命化学実験Ⅵ、専門英語 など
現在の専門分野 食品分子機能学(特に食物アレルゲンに関して)
分子細胞生物学(特に細胞内脂質代謝に関して)
現在の研究課題 1.食物アレルゲンの探索・検出・変動解析及びリスク低減化に関する研究
2.生活習慣病の予防改善に有益な食品成分の探索と作用機構の解明
受賞歴 受賞内容
(社)日本栄養・食糧学会 奨励賞
(社)日本食品科学工学会誌 論文賞
主な研究活動 活動内容
①「豆腐等を主体とした大豆一般食品のアレルゲンリスクの解明及び評価技術の開発」(農林水産省 技術会議委託プロジェクト研究)
②「低アレルゲン大豆加工食品の開発と製造・流通システムの構築」(生研センター異分野融合研究支援事業:農林水産省)
③「脂肪細胞が分泌するレジスチンの生理機能解析とその作用発現を調節する食品成分の探索」(科学研究費補助金(基盤研究(C))
④「食品成分による脂質代謝の調節に関わる研究」(生研機構「新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業」:農林水産省)
所属学会
(主要な所属学会)
日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本生化学会、日本アレルギー学会、
日本脂質生化学会、米国油化学会など
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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