教員紹介
食品栄養学科 生体機能学研究室
上嶋 繁 教授(医学博士)
どんな研究をされていますか?
心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症は悪性腫瘍(癌)と並んで、日本人の死亡原因となる主な疾患です。生体には血栓を溶かす線溶系という生理機能が備わっており、血栓症の発症を防いでいます。最近、この線溶系は癌細胞の浸潤や転移にも関わっていることが判ってきました。そこで、これらの疾患を予防し、その進展を防ぐことを目的に、線溶系におよぼす食品成分の影響や作用機序について研究しています。
大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?
管理栄養士は食を通して国民の健康を守る、非常に責任の重いコメディカルスタッフの一員です。当然、そのための知識や技量など、最低限のスキルは習得しなければなりません。それだけではなく、絶えず探究心を持ち、時々刻々変化する情報をキャッチして、それらを自ら解析・分析する能力を養っていただきたいと思います。そのために、講義では現在の医療にかかわる最新の情報を取り入れ、ゼミでは最新の論文を取り上げています。
どんな研究室ですか?
学生の自主性を尊重します。卒業研究のテーマを決める際にも、まず学生が興味を持っている事柄について学生とディスカッションを重ねることから始めます。研究室に所属の学生と教員との親睦も図っており、誕生会やゼミ旅行などは学生主体で実施しています。勉学、研究、親睦会などを通じて研究室での生活が思い出深いものになるよう心がけています。また、当然のことながら、「社会人として最低限のマナーは守るように」と指導しています。
最後にメッセージをお願いします
大学では、学習すべき講義を自分で決め、一週間の時間割も自分で作成しなければなりません。さらに大学では受身的な講義だけではなく、自学自習が強く求められます。このように、学ぶ目的や内容を自分で見つけ、それらを学習することによって自らのキャリアを向上させることは、大学を卒業してからも必要不可欠です。