教員インタビュー

食品栄養学科 給食経営管理学研究室
冨田 圭子 准教授(学術博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

料理や食器など、食卓の彩りが人間の心理に与える影響とは?

食卓環境に使用されている色は、視覚を通して食事の満足度に影響を与えます。特に、お皿やランチョンマットなどといった料理の背景に使用されている色は、間接的に食事のおいしさに影響を与えます。この効果を後光効果といいます。我々は、食器・食卓・商品パッケージ等の色が、喫食者の食欲や楽しさ、購買意欲等に及ぼす影響を明らかにすることで、食卓環境における快適な色彩提案をおこないたいと考えています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生活をどう過ごすかは自分自身の考え方次第。自分が何を掴み取りたいのか、人生を通じて惹きつけられるモノ・人・考え・学問・趣味等にどれほど出会いたいのか。4年間を通じて、自分は何になりたいと結論を出すのか、社会に対して何ができると考えたか、或いはできるようになりたいのか。どれくらい求め続けられるか。紆余曲折、悩めば悩むほど、求めれば求める程大きな人間になります。探さなければ見つからない。求めなければ得られない。魅力的な人になって欲しいですね。

最後にメッセージをお願いします

私達の心と身体は、私達が食べた物でできています。そして、食べ物は命のあるものから出来ています。また、誰かが心を込めて作ったものです。いつ、誰と、どこで、何を、どのように食べたか。日常の食事、特別な食事、様々な食事に目を向けると、自分ひとりで生きているのではない「温かさ」を感じます。人生を切り開くには心と身体を育むための腹ごしらえも大切。食事を大事にしてくださいね。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
武庫川女子大学 家政学部・食物学科・管理栄養士専攻
職歴
(主要な職歴)
職務内容
マルホ株式会社 開発部 研究員
武庫川女子大学 生命環境学部 食物栄養学科 非常勤助手
武庫川女子大学 生命環境学部 食物栄養学科 非常勤講師
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 助手
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 助教
近畿大学 農学部 食品栄養学科 准教授
現在の専門分野 給食経営管理学、色彩心理、食育、フードコーディネート
現在の研究課題 食環境の色が喫食者のQOLに及ぼす影響
医食農連携を基盤とした慢性腎臓病 (CKD)患者の新たな食事・栄養療法の開発
生きる力と食とのかかわりに関する研究
咀嚼力向上に向けた食育プログラムの開発
受賞歴 受賞内容
1998年 テーブルアート展 ファンタジー賞受賞
2002年 テーブルアート展 Best Italy賞受賞
主な研究活動 活動内容
<学会発表>
〜食環境関係〜
2014年 ●Psychological effects of beige tablecloth colors on diners, The 2nd conference of Asia Color Association 2013年 ●給食用トレイの色がロービジョン者の視覚的なおいしさに与える影響 : ブライトトーン6色を用いて,日本色彩学会 ●Psychological effects of meal tray color on visual palatability of Japanese meals, The 17th Biennial International Congress of ARAHE 2012年 ●給食用トレイの色と料理の彩りの組み合わせが喫食者の心理に及ぼす影響, 日本色彩学会 2011年 ●給食用トレイの色と料理の組み合わせが喫食者の心理に与える影響, 日本色彩学会関西支部大会 ●甘味を表す言葉と色のイメージ―中国人の大学生を対象にして, 日本色彩学会関西支部大会など 2010年 ●Psychological Effects of the Tray-Color on Diners-Comparison between Young Persons and Elderly Persons-, The AIC 2010 Interim Meetingなど 〜食育関係〜
2014年 ●大学生における和菓子・洋菓子・一般菓子の喫食習慣とイメージ, 日本栄養改善学会近畿支部大会 ●過去の食生活体験が生きる力に及ぼす影響, 日本栄養・食糧学会 2013年 ●幼児の咀嚼に関する実態調査~保育所に通う1~5歳児を対象として~, 日本栄養改善学会 ●Food education for desirable dietary habits based on the idea of Japanese food culture, The 17th Biennial International Congress of ARAHE ●咀嚼力向上に向けた食育プログラムの実践と検証~公立保育所に通う5~6歳児を対象として~, 日本食育学会 2012年 ●幼児の咀嚼に関する実態調査~保育所に通う1~5歳児を対象として~,日本食育学会など
<講演およびシンポジウム>
2014年 ●思わず買いたくなる色彩演出(奈良県経済同友会の月例会)●食卓の彩りによる 美味しさについて(加古川・高砂・加古川郡給食施設協議会研修会)●ステキな食卓でお・も・て・な・し~お家でもできる!楽しくおいしく食べるためのテーブルコーディネートを学ぼう~(「ながおかきょう食育ひろば」講演会)●大量調理のコツ(堺市栄養教諭・学校栄養職員研修会)●フードコーディネートとテーブルアート(ヒューマンインタフェース学会)●健やかに育てるための食〜心と身体の発達と食の重要性〜(近畿大学名古屋市民講座)●よく噛んで食べることってなぜ大事なの?~食育の観点から~(堺市在宅保険専門職(栄養士・歯科衛生士)研修会)2013年 ●思わず買いたくなる色彩演出(第1回奈良まほろば産学官連携懇話会シンポジウム)●咀嚼の大切さについて(坂門ケ原保育園講演会)
2012年 ●食育を学ぶ 咀嚼(咬合力)で一生をいかに楽しく生きられるか? (川西保育所職員研修会)●生きる力を育むために 私たちができることとは?~子どもたちの心の成長・発達と 食との関わりを通して~(兵庫県朝来市立東河小学校講演)●おいしい食育 楽しい食育(西宮市栄養教諭・学校栄養職員研修会)●おいしそう”が伝える作り手の心とテクニック(西宮市調理師研修会)●各教科に食育を取り組む(兵庫県朝来市立東河小学校講演会)●卓育と児童心理学(食空間コーディネート協会講演会)2011年 ●楽しくおいしく食べるためのテクニック! 心と体を育む家族の食卓とは?(京丹後市教育委員会講演会) ●子ども達の食の現状と食育(京都府与謝郡与謝野町立岩滝小学校講演会)など
所属学会
(主要な所属学会)
日本調理科学会(近畿支部常任委員)、国際家政学会、日本家政学会、日本栄養改善学会、日本色彩学会(代議員・関西支部役員)、日本食育学会、日本食生活学会、日本栄養・食糧学会
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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