教員インタビュー

環境管理学科 生態工学研究室
奥村 博司 准教授(農学修士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

奈良キャンパスの里山をフィールドに
放棄棚田などの修復を手がける

世界でも通じる言葉の「SATOYAMA」。
近畿大学農学部がある奈良キャンパスにも、その里山がありますが、数十年の間に荒れ果てた雑木林になってしまい、かつてのため池や棚田などはその役割をまったく果たしていませんでした。その元里山を修復し、従来の日本の里山が持っていたさまざまな機能、例えば地域環境や生物多様性の保全機能などを回復させる活動・研究に取り組んでいます。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

2年生の間に、各人のレベルに応じて、できる限り幅広い教養、一般常識、基礎学力を身につけてください。いろんな分野の本をいっぱい読むことをお勧めします。興味のある分野の勉強から入っていけば飽きずに続ける事が可能です。ただし、知識だけで終わらないように気をつけてください。そのため、授業では、専門の勉強の裏づけとなる幅広い知識に関して、その応用も意識して話しています。

どんな研究室ですか?

大きく言うと、「里山での物質(炭素、窒素、リン…)循環」の調査・研究を行っています。近畿大学奈良キャンパスや春日山でのフィールド定期調査と、そこで採取した土壌・葉・水などの分析をしています。野外調査用の服装と白衣、あわせて、行動力と幅広い分野の勉強が必要な研究室です。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
京都大学 農学部・農業工学科
京都大学大学院 農学研究科・農業工学専攻
職歴
(主要な職歴)
職務内容
富山県立技術短期大学(現・富山県立大学)
現在に至る
担当講義科目 水利サイエンス、水資源工学、バイオマス利用論(分担)、環境管理学概論(分担)
現在の専門分野 農業水利
現在の研究課題 里山の修復、および、里山における水・土壌環境を中心にした物質循環の研究
受賞歴 受賞内容
第3回(平成18年度)作物学会論文賞
主な研究活動 活動内容
・「近畿大学奈良キャンパスにおける放棄谷戸田の現状とその修復」:2009年度日本雨水資源システム学会講演会
・「近大里山におけるフィールド観測用プロットの設置と物質循環」:2007年度第5回里山学連続講座
・「Near Infrared Analyses of the Changes of Lowland Sawah Soils in Java, Indonesia and Bangladesh during the Green Revolution Period 1967-2003:pH and Exchangeable bases」:2007, 8 Conference of the East and Southeast Asian Federation of Soil Science
・「近畿大学奈良キャンパスにおける放棄棚田の現状とその修復」2007年度近畿大学農学部紀要40号
所属学会
(主要な所属学会)
農村農業工学会、日本雨水資源システム学会、棚田学会、日本生態学会、日本森林学会、日本水環境学会、日本環境教育学会、水文水資源学会、日本陸水学会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
カテゴリ別メニュー