教員紹介
バイオサイエンス学科 植物分子生理学研究室
重岡 成 教授(農学博士)
※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。
どんな研究をされていますか?
なぜ植物にはビタミンCが多いのか? なぜ植物は葉やけ(日焼け)しないのか? こんな素朴な疑問を出発点として、光合成生物(植物、藻類など)において、1)ビタミンC(アスコルビン酸)などの抗酸化物質はどのように作られ、調節されているか?、2)植物の環境変化(環境ストレスと呼ぶ)から生じる活性酸素(ROS)の消去系は?、一方で、シグナルにもなる仕組みは?、3)環境ストレス下で応答する遺伝子群は、どんな機能を持っている?、4)環境ストレスと表裏一体にある光合成(炭素代謝)はどのように調節されている?、5)これらの研究に関連する遺伝子群の導入による環境ストレス耐性や生産性を向上させた組換え植物の作出(分子育種)、について研究を行っています。
大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?
学生時代は、勉強に、遊びに、何でも一所懸命、無理してでもやり遂げられる時期でしょう! だから、何事も悔いのないように頑張って、やるしかない。楽あれば苦あり苦あれば楽あり! 理系学部に来た証は、3、4年になって、卒業研究、さらには大学院での研究です。研究生活で、悔いのないよう、思う存分、研究に集中できる環境作りを行っています。
どんな研究室ですか?
研究室への配属は3年生からですが、卒論研究のため研究室で実験をするのは4年生になってからです。たかが研究室、されど研究室です! 本年度の当研究室は、4年生31名、大学院院生(修士・博士)16名、研究員・教員が10名、合計57名と大所帯となっています。しかし、ただ大勢というだけでなく、大きな家族のような研究室で、皆が規律を守って、まさによく学び、よく遊びをモットーに日々研究をおこなっています。そして、社会に出てからも研究室が少しでも心の拠り所に成ればと思います。
最後にメッセージをお願いします
大学での教育は、あくまで研究を基盤とする教育です。教科書的に書かれている事実をそのまま伝えるだけでなく、それらの事実が現在どこまで研究成果として進展し、その中で何が一番ホットで、興味ある研究課題であるかを、いつも学生に提供できるように心がけています。