教員インタビュー

バイオサイエンス学科 生命情報工学研究室
武田 徹 准教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

生物の力で環境中の毒を薬や資源に変換する仕組みを追究する

すべての生物は、地球環境の中を循環するさまざまな物質で支えられています。金属元素もその中のひとつですが、これはあるときには生物に対して毒として作用します。しかし、毒も賢く活用すれば、優れた薬や貴重な資源になります。この可能性を植物や微生物のもつ能力を用いて追究し、『環境浄化』や『資源回収』に役立つ植物や微生物の作出をめざします。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生活の4年間は、学生最後の期間でもあり、社会人になるための準備期間でもあります。ですから、大学生活では、勉学、遊び、読書などに積極的に取り組んで、多くの知識と教養を身に付け、社会経験もしっかりと積んでいただきたいです。そのために、講義や実験・実習では、「自主性」を発揮してもらえるように、双方向教育の実践を心がけています。また、研究を通して、知ることの喜びを感じてもらえるように努めています。

どんな研究室ですか?

下記、所属研究室HPなどご参照ください。

最後にメッセージをお願いします

「農学」は自然や生物を対象とした学問です。ご存知のように、自然や生物は当たり前のように目の前に存在しますが、それらを俯瞰して理解することはとても難しいものです。ですから、「農学」を学ぶ4年間では、専門分野に限らず出来るだけ多くの分野のことに興味をもって取り組んで下さい。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
近畿大学 農学部食品栄養学科
近畿大学 大学院農学研究科農芸化学専攻
職歴
(主要な職歴)
職務内容
近畿大学助手から現在に至る。
担当講義科目 細胞生物学、環境生物学(H28より開講)
現在の専門分野 植植物栄養学、微量元素学
現在の研究課題 1. ストレス防御システムにおける微量元素の新規機能
2. 微量元素によるタンパク質機能改変システムに関する研究
3. レアメタル資源回収・環境浄化を目的とした毒性元素微粒子合成システムの検討
主な研究活動 活動内容
【学会・研究会発表】
・武田 徹、阪口利文、田辺寛之 セレン蓄積植物における亜セレン酸および亜テルル酸の取り込みと代謝 日本微量元素学会第26回大会、2015年7月(北海道)
・武田 徹、宇賀 司、田畑翔太郎、阪口利文 セレン蓄積植物における亜テルル酸取り込みと代謝 日本農芸化学会2015年度大会、2015年3月(岡山)
・田畑翔太郎、武田 徹 植物におけるグルタチオン酸化還元系およびγ-グルタミルサイクルのセレン代謝への関与 第13回近畿大学環境科学研究会、2014年8月(奈良)
・吉田友香、武田 徹、岸本憲明 植物における遊離型および接合型ポリアミンの生理的役割 第13回近畿大学環境科学研究会、2014年8月(奈良)
・宇賀 司、武田 徹 植物における16族元素セレンおよびテルルの代謝機構 第13回近畿大学環境科学研究会、2014年8月(奈良)
【論文】
・Takeda, T. and Fukui, Y. Possible role of NAD-dependent glyceraldehyde- 3-phosphate dehydrogenase in growth promotion of Arabidopsis seedlings by low levels of selenium. Biosci. Biotechnol. Biochem. submit (2015)
・Tanaka, S., Ikeda, K., Miyasaka, H., Shioi, Y., Suzuki, Y., Tamoi, M., Takeda, T., Shigeoka, S., Harada, K., Hirata, K. Comparison of three Chlamydomonas strains which show distinctive oxidative stress tolerance. J. Biosci. Bioeng. 112, 462-468 (2011)
所属学会
(主要な所属学会)
日本農芸化学会、微量元素学会、日本土壌肥料学会、日本植物学会、日本植物生理学会、日本ビタミン学会
クラブ・同好会 写真同好会
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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