教員インタビュー

バイオサイエンス学科 動物発生工学研究室
谷 哲弥 講師(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

クローン技術を応用し、
異なる細胞から希望する細胞を作る技術に挑む

受精卵から始まる動物の発生過程は、分裂に従って機能を限定していき、その方向性は逆戻りすることはないと考えられていました。しかし体細胞クローン動物の誕生により、その方向性を受精卵の状態に戻すことが卵細胞への核移植技術によって可能となり、この逆戻りする分子機構に関する研究を行っています。
この構造を解明することで、全く異なる細胞から希望する細胞を作ることが可能となります。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

興味あることにはなんでもチャレンジしてほしいと思います。チャレンジせずに躊躇している間に、大学生活が終わっていくと社会人になってからの幅が狭くなるように思います。とりあえずチャレンジすることを忘れないでほしい。

どんな研究室ですか?

大学院生を主体として研究を行っています。学部生は、外部での研究や文献検索なども積極的に行っています。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
近畿大学 農学部農学科
近畿大学大学院 農学研究科博士前期課程
職歴
(主要な職歴)
職務内容
1999年 近畿大学動物発生工学研究所
2000~6年 近畿大学農学部農学科
2007年~近畿大学農学部バイオサイエンス学科
担当講義科目 動物遺伝子工学
現在の専門分野 発生工学
現在の研究課題 体細胞クローンにおける体細胞核リブログラミング機構の解析
主な研究活動 活動内容
日本畜産学会第110回大会(2009年3月・日本大学) 口頭発表
Tani T, Shimada H, Kato Y, Tsunoda Y. Bovine oocytes with the potential to reprogram somatic cell nuclei have a unique 23-kDa protein, phosphorylated transcriptionally controlled tumor protein (TCTP). Cloning Stem Cells 2007; 9: 267-280
Tani T, Kato Y, Tsunoda Y. Direct exposure of chromosomes to nonactivated ovum cytoplasm is effective for bovine somatic cell nucleus reprogramming. Biol Reprod 2001; 64: 324-330.
Kato Y, Tani T, Sotomaru Y, Kurokawa K, Kato J, Doguchi H, Yasue H, Tsunoda Y. Eight calves cloned from somatic cells of a single adult. Science 1998; 282: 2095-2098.
所属学会
(主要な所属学会)
日本繁殖生物学会・日本畜産学会
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
カテゴリ別メニュー