教員インタビュー

バイオサイエンス学科 植物分子遺伝学研究室
川﨑 努 教授(農学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

植物が持つ病原菌に対する防御機構を解明し、
新規耐病性植物の開発をめざす

現在でも農業生産の約15%は、病害や虫害により失われていると考えられています。病虫害による損害を極力抑え、かつ低農薬による環境保全型農業を実現できる食糧作物やバイオ燃料植物を創生するための新技術開発が望まれています。
そこで本研究室は、植物自身が本来持つ病原菌に対する防御機構の基本システムを分子レベルで理解し、それを応用することで、新規耐病性植物の開発をめざしています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生活では、出来るだけ多くのことに興味をもち、積極的にチャンレンジしてもらいたいと思います。研究も、理解すればするほど、その面白さがわかり、楽しくなってくるはずです。その中で、皆さんが得たものは、きっと今後の人生で役立つものになると思います。研究室では、皆さんが受動的ではなく、興味をもって意欲的に活動できるような環境づくりに努めています。

どんな研究室ですか?

グローバルな視点で、魅力あるサイエンスを楽しめる研究室を目指しています。そのために、各人が高いモチベーションをもって研究に取り組んでいますが、遊ぶときにはよく遊ぶ、メリハリのある研究室であると思います。活発にアイデアを出し合い、自由に議論できる明るい研究室です。

最後にメッセージをお願いします

現在でも病害による被害は農業生産に多大な損害を与えていますが、今後の人口増加により、さらに大きな影響を及ぼすと考えられます。当研究室で、植物免疫の分子機構を解明し、新規な耐病性植物の開発を行いましょう。 

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
九州大学 農学部・農学科
九州大学 大学院農学研究科
職歴
(主要な職歴)
職務内容
(株)三井業際植物バイオ研究所
奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科・助手
奈良先端科学技術大学院大学・バイオサイエンス研究科・准教授
担当講義科目 分子遺伝学
現在の専門分野 植物分子生物学、植物免疫学
現在の研究課題 植物免疫反応の分子機構の解明
主な研究活動 活動内容
植物は、病原体の侵入を認識し、様々な防御反応を誘導します。その反応は植物免疫反応と呼ばれ、動物の先天性免疫機構との共通性が見出されていますが、多くの部分は未解明のままです。我々は、植物の受容体による病原体認識機構、および防御反応を誘導するシグナル伝達機構について、分子レベルで解析しています。これまでの研究により、植物免疫反応において重要な働きをしている多くの遺伝子を発見してきました。そのような免疫遺伝子の機能を解明し、それを応用した新規な耐病性植物の開発を行っています。
所属学会
(主要な所属学会)
植物生理学会、分子生物学会、植物病理学会
所属研究室HP
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
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