教員インタビュー

バイオサイエンス学科 動物分子遺伝学研究室
佐渡 敬 教授(理学博士)※取得学位の表記については、本ページ統一表記となっております。

多様な細胞がつくられる仕組みを分子レベルで解き明かす

人間の体内にある約200種類の細胞は、すべて1個の受精卵に由来します。では、どうして性質の異なるさまざまな細胞が生み出されるのでしょうか? DNAに刻まれた遺伝情報は遺伝子が働くことで引き出されます。受精後の胚で多種多様な細胞が生み出されるのは、細胞が特定の機能をもった細胞に変わる際に、必要な遺伝子だけが適正に働くからです。これにはエピジェネティクスという仕組みがかかわっていて、私たちはその詳細を分子レベルで研究しています。

大学生活でどんなことを学んで欲しいですか?
そのためにどんな取り組みや工夫をされていますか?

大学生活では、出来るだけ多くのことに興味をもち、積極的にチャンレンジしてもらいたいと思います。研究も、理解すればするほど、その面白さがわかり、楽しくなってくるはずです。その中で、皆さんが得たものは、きっと今後の人生で役立つものになると思います。研究室では、皆さんが受動的ではなく、興味をもって意欲的に活動できるような環境づくりに努めています。

先生紹介(略歴)

学歴
(大学~)
学校名 学部・学科・専攻名
北海道大学 理学部生物学科(動物)
北海道大学大学院 理学研究科動物学専攻博士課程(前期)
北海道大学大学院 理学研究科動物学専攻博士課程(後期)
職歴
(主要な職歴)
職務内容
ケンブリッジ大学 解剖学科 博士研究員
マサチューセッツ総合病院 心臓循環器センター 博士研究員
国立遺伝学研究所 総合遺伝研究系 人類遺伝研究部門 助教
九州大学 生体防御医学研究所 准教授
担当講義科目 動物分子生理学I,II
現在の専門分野 エピジェネティクス
現在の研究課題 X染色体不活性化の分子機構 
主な受賞歴 受賞内容
日本遺伝学会奨励賞(2006年)
主な研究活動 活動内容
Sado, T. and Sakaguchi, T. Species-specific differences in X chromosome inactivation. Reproduction 146, R131-R139, doi:10.1530/REP-13-0173 (2013). 
Sado, T. and *Brockdorff, N. Advances in understanding chromosome silencing by the long non-coding RNA Xist. Philos. Trans. R. Soc. Lond. B Biol. Sci. 368, (1609) 20110325 (2013).
Hoki et al., Incomplete X-inactivation initiated by a hypomorphic Xist allele in the mouse. Development 138, 2649-2659 (2011).
所属学会
(主要な所属学会)
日本遺伝学会,日本分子生物学会,日本RNA学会,日本エピジェネティクス研究会
研究室HP https://sites.google.com/site/epigeneticskindai/home
近畿大学 農学部
〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
TEL(0742)43-1511
カテゴリ別メニュー