2006年度 第1回里山学連続講座
「新しい棚田〜明日香10年レポート〜」

 2006年5月20日(土)13時から高内良叡さん(明日香村ルネッサンス仕掛け人、元明日香村役場勤務、現在明日香村島庄にて手作りアトリエ「夢灯り」を主宰)を招き、奈良県明日香村で行われている棚田の保全について、その事業開始期から現在に至るまでの経緯を、組織者としてまた運営者としての苦労話を交えながらお話しいただいた。

 都市住民の関心を引きつけるための工夫と地元農民の理解を高めるための日常活動が印象的でした。棚田のオーナー制にしても、言葉の美しさの背後には葛藤や不満がある。それを関係者のなかに共有しながら克服していく手法について参考になる知見を得ることができた。講演の合間に、高内さんの作詞作曲になる音楽のギター・ライブもあり、たいへん楽しい雰囲気のうちに講座を終えることができました。

 明日香の棚田プロジェクトもおそらくこのような楽しい雰囲気があるからこそ、長続きしているのだと思います。